こんにちは、慶應義塾大学の清水彩花です。
高校生の時まではメイクなんてせずにすっぴんで登校していたけれど、大学生になってからメイクをするようになったという女の子は多いのではないでしょうか。私もその一人です。メイクについてはまだまだ知らない事は多いのですが、メイクをするにあたっての正しいお手入れ方法とメイクアップの基本手順を勉強したので、今回はそれについてご紹介致します。
洗顔の基本
洗顔の決め手となるのは泡です。きめ細かくて弾力がある泡でしっかりと汚れを落とし、肌にうるおいを与えましょう。「手で洗う」ではなく「泡で洗う」のが洗顔の基本なのです。いきなり洗顔に入る前に、まず準備が必要ですね。
準備①
手を洗う。清潔に油分を落とすことで、洗顔時の泡立ちを良くすると共に、手に水分が含まれて柔らかくなります。
準備②
顔を水で洗う。余分な汗やほこりを落としましょう。
準備③
泡立てる。いよいよ、きめ細かい泡をつくります。
泡を作る手順①
清潔にした手のひらに、洗顔料を適量とる。
手順②
手のひら全体に広げる
手順③
数回に分けて水またはぬるま湯を少量ずつ加え、泡立てる。泡立てる際に手を軽く丸めて空気を含むようにするとふわふわな泡がつくれます。手のひらから泡が落ちない程度になるのがちょうどいい弾力です。
ここからいよいよ洗顔です。
洗顔
顔全体に円を描きながら、泡を転がすように優しく洗いましょう。小鼻など汚れが気になる部分は、しっかりこすろうとせず、指先で丁寧に洗いましょう。
すすぎ
水またはぬるま湯で1分を目安に、泡のすすぎ残しがないように気を付けながら洗い流します。
タオルオフ
ごしごしと肌を傷つけず、清潔なタオルで水気を吸い取るように優しく押さえて水気を取りましょう。
ここでいくつか洗顔についての注意点です。
*水洗いだけでは、汗やほこりは落とせますが、皮脂汚れは残りやすくなります。
皮脂はニキビや肌の老化の原因になり、洗顔後の化粧水などの浸透も悪くなります。皮脂の多い方は朝でもきちんと洗顔料を使いましょう。
*洗顔において、適度な水温は32~34℃です。汚れを落とすために熱いお湯で洗ったり、入浴時にシャワーの40℃前後のお湯で洗うことは控えましょう。
肌に必要なうるおい成分をも洗い流してしまい、乾燥肌の原因となる可能性があります。
*泡が大事だからといって、泡立ちだけで洗顔料を選ぶことにも注意が必要です。。
乾燥肌➡油分多く、保湿剤多いものを選ぶ
脂性肌➡泡立ち良く、洗浄力高いものを選ぶ
こういったように、自分の肌の状態や配合されている成分もチェックするようにしましょう。
スキンケア
化粧水 洗顔後はなるべく早く化粧水をつけます。コットンを使用するときは、顔の丸みに沿って内側から外側へなでるようにゆっくりと馴染ませます。
乳液 化粧水はほとんどが水から成るので、浸透するのを待っていては水分が揮発してしまうため、化粧水を付けた後はすぐに乳液やクリーム、オイルなどで蓋をしましょう。肌のべたつきが気になる方は、小鼻やTゾーンなど、気になる部分の量は少なめにつけるなど、調整をすると良いです。
ベースメイク
- 下地…日焼け止めに下地として使えるものもありますよね。下地は種類が豊富で、肌の質によってもかなり選ぶ幅は広いと思います。テスターで色や潤い具合を試すなどして自分の肌に一番合った下地を選びましょう。
- ファンデーション…使い心地も重要なのですが、選ぶうえで最も大切なことは、自分の肌の色に合ってるかどうか、ということです。首と頬の境のフェイスラインで自然な肌の色を選びましょう。
付け方(リキッドタイプ)
1顔の中心から外側へ左右対称に伸ばす。(頬からスタートしてあごにものばす)
2おでこの中心から外側へ塗り伸ばす。
3目の周りや小鼻、首筋も忘れずに指先で丁寧にのばす。
ファンデーションにはクリーム、リキッド、プレストパウダータイプ、ルースパウダータイプ、スティックなどの種類があります。乾燥肌の方はクリームやリキッド、脂性肌の方はパウダーにするなど、自分の肌のタイプに合わせた種類を選ぶようにしましょう。
- コンシーラー…気になる部分はコンシーラーのポイントメイクでオフします。
- フェイスパウダー…クリームやリキッドタイプの後では肌がべたついてしまうので、最後にパウダーをします。形状はプレストタイプといった固形情のものと、ルースタイプといった粉末状のものがあります。
フェイスパウダーは薄くつける事が可能なため、ブラシでつけて透明感をアップさせ、化粧直しとしても十分お使いただけます。
この4点がベースメイクの基本です。そこまでしっかりしない、という方もいると思います。私も、ファンデーションはまだ使ったことがないのですが、正しいベースメイクの手順は知っておくべきですね。
- ポイントメイク
- フェイスカラー…・チーク➡スティッククリームタイプのチークはフェイスパウダーの前、パウダータイプはベースメイクの最後につけます。つける位置は顔の形によって違って、丸みを帯びた形の方は、つやのある色でやや縦長に色を入れるとすっきりと見えます。また、面長な形の方は、頬の高い位置に、少し明るい色で横長につけると頬に目が行き面長が目立ちにくくなります。
・ハイライト➡高く明るく見せたい部分のTゾーン、目の下の逆三角形、口の下に入れます。この時、面長形の方は目の下に入れるハイライトを少し横長に入れ、丸形の方は額の中心から鼻筋にかけて縦のラインを強調するようにして入れると良いでしょう。
・シェーディング➡すっきりと見せたい部分の、眉頭の下から鼻の横、フェイスラインに入れます。顔をより細く見せたい方やえら形の方はフェイスラインに広く影をつけると良いです。
- アイブロウ…理想の眉の形は、
・眉頭➡小鼻の先からの延長線。
・眉山➡眉頭から眉尻までの3分の2の位置
・眉尻➡小鼻と目尻を結んだ延長線と眉頭の下の水平線が交差したところ
です
- アイシャドウ…ベースの色から引き締める黒や茶色の色へとグラデーションで塗っていくことはみなさんご存知だと思います。ここではアイシャドウを塗るツールについて紹介します。
・チップ➡色が濃くはっきりとつくので、ライン的に使ったり、濃くしたい部分の色を均等にぼかしたりするときに使います。
・かため、短い毛先のブラシ➡最も濃く発色するため、影の部分に細くライン的に使ったり、ポイントの色をのせるときに使うことができます。
・やわらかい大き目のブラシ➡淡く広く色づけるときに使います。
・指➡クリームタイプやリキッドベースのアイシャドウ、ぼかすときなどにぽんぽんとのせます。
- アイライン…アイライナーには2種類、ペンシルタイプとリキッドタイプがあります。より自然なメイクにしたいときにはペンシル、くっきりと印象的にしたいときにはリキッドがいいでしょう。私は以前ペンシルを使っていたのですがポーチの中で折れて使えなくなってしまい、それ以来リキッドを使っています。リキッドでも色の種類はいくらかあり、黒よりは茶色寄りの色の方がナチュラルな仕上がりになるでしょう。自然にしたい時にはまつ毛の間を埋めるように描き、はっきりと印象付けたい時には中心から目尻、中心から目頭へとまつ毛の生え際ぎりぎりのところにラインを引きます。この時、目尻よりも5mm程長めに引きます。
- マスカラ…まずはビューラーでまつ毛をカールさせます。。ビューラーを軽く握り根元から中心に向けて3回に分けて上げます。仕上げに毛先を1、2回軽く上げると綺麗に出来ます。手首だけで動かさず、腕ごと動かすと上手くいきます。
ビューラーを使った後は必ずティッシュなどで汚れをオフしましょう。まつ毛が弱くなる原因の多くはここにあるそうです。私も最近これを知って毎回拭くようになりました!
マスカラについては、まつ毛を守るためにも下地をつけるとより良いでしょう。
マスカラはまずまつ毛の上からなでおろすようにつけ、次に下から持ち上げるようにつけます。つける際、ブラシを左右に小刻みに動かしながらつけるとしっかりと液がつきます。
- 口紅
口紅の色は顔の印象を決めるとても大切なポイントです。自分に合った色、質のものを選びましょう。その際、人によっては荒れるものもあるので、肌に合うかどうかもチェックしましょう。リップクリームを塗ってから口紅をつけると縦割れしにくいです。口紅は軽く口を閉じた状態で唇の山から谷へ向かってリップブラシで丁寧に塗りましょう。
以上がメイクアップの基本手順です。いかがでしたか?私も勉強してはじめて知ったことがたくさんありました。普段あまりメイクはしなくても、知っていて損はない知識ですね。これからメイクアップをする機会が増える方も、参考にしていただけたら嬉しいです。綺麗な女性を目指して日々頑張りましょう♪